スコアレスドローに終わった前節・水戸戦ではロングボール一辺倒になり、つなぎに移行するタイミングがつかめなかった山形。チーム内でさまざまな反省がある中、ボランチでプレーする風間宏希は「声もそうだし、ボランチのところでボールを落ち着かせる部分を作ったりすることが必要だった」と話し、「自分がリーダーシップを取るくらいの気持ちでやりたい」と修正に意欲を見せた。
その風間は今節、父・風間八宏監督が指揮を執る名古屋との対戦を迎える。
プレシーズンのキャンプ中、オフで実家に戻るタイミングが風間監督と一緒だったそうだが、「みんな結構ドライというか。そんなに『楽しみだな』というタイプでもない」と、対戦することについては特に話題に上らなかったとのこと。
そんな感じなので、今回の親子対決に関しても「お父さんに対して意識はしてない」とやはりコメントはドライだった。ただし、「山形がいま(直近の試合で)1分2敗と勝ちが欲しい状況なので、名古屋戦に勝って勢いをつけるためにも大事な試合だと思う」とチームについては熱い気持ちで語っていた。
(山形担当 佐藤円)
2017/05/05 21:07