前節はアウェイで大分と対戦した松本だが、両チームともに決定機を生かすことができずにスコアレスドローで試合終了。ホームのアルウィンでの一戦となる今節・福岡戦では、その悔しさを晴らすためにもチャンスをきっちりと決め切ることを期待したい。
先のホームゲーム(第10節・讃岐戦)では、4得点を挙げて快勝。そのうちの3得点がPK含めたセットプレーからのゴールだったことを考えると、キッカーのMF宮阪政樹がキーマンの一人であることは間違いない。
讃岐のゴールを守っていたGK清水健太は、かつて山形でともに戦っていた同僚。その能力の高さはもちろん、プレースタイルなども知り尽くしていたことが大量得点につながった要因の一つであるようだ。実際に本人も「シミケンさん(清水)は、あまり出てくるタイプのGKでないことは分かっていた。特徴をうまく突くことができた。一緒にプレーしていて良かった」と笑顔で振り返る。
今節の『DAZN J2プレビューショー』でも注目選手として取り上げられるなど、その右足には大きな期待が寄せられている。もちろんプレースキックだけでなく、サイドチェンジやミドルシュートなどでも怖さを見せ付ける決意だ。
(松本担当 多岐太宿)
2017/05/05 20:34