J2第11節・松本戦が行われる3日、大分の山岸智が34歳の誕生日を迎える。
昨季、J1でのプレー経験しか持たないままに、J3に降格した大分へと移籍加入。広島時代にヘッドコーチだった片野坂知宏監督の右腕として主将を務め、見事にリーグ優勝を遂げて1年でのJ2復帰を果たした。
今季はまたも自身初のカテゴリー。[3-4-2-1]システムの左ウイングバックとして出場を重ねる中で、あらためて自身のプレーを見つめ直した。「やはりしかけていくことが自分の中で一番のストロングポイントなので、もっと怖がらずにプレーしようと。たとえ失敗したとしても、サイドは相手を打開していかなくてはならないポジションだから」と誓いを新たに、得意とするコンビネーションでの崩しに加え、単騎突破も目指す。
松本戦に出場すれば、1歳上の田中隼磨とのマッチアップになりそうだ。「中学時代から何度も対戦している。隼磨くん(田中)も攻撃的な選手なので、こちらもどんどんしかけていきたい」と闘志を燃やしている。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2017/05/02 18:16