19日、湘南がJ2第9節・大分戦に向けてトレーニングを行った。そこで曺貴裁監督は第1クールと捉えたここまでの8試合を振り返るとともに、第2クールの8試合の重要性を語った。
カテゴリーや選手も変わってゼロからスタートした今季は、5勝2分1敗と上々のシーズンを送っている。その中で「『われわれの良いところはここだな』というところが見えたし、課題もハッキリ見えた。そういう意味で成果があった」と曺監督が評価するように、収穫のある序盤8試合となった。
22日の大分戦から第2クール突入。このクールは目の前の試合の結果も大事だが、夏に向けての準備期間とも言えるだろう。6月に入ればすぐに蒸し暑い夏日が続く。暑さで体力が消耗し、これまで以上に厳しい戦いが増えてくる季節だ。そんな環境下で湘南スタイルを出して勝つために、曺監督は選手たちに向けてこう話した。「チームのインテンシティーをどれだけ上げられるかが大事。練習、試合でどれだけハードワークしてきたかということが財産になってくる」。この4月、5月で、どれだけ湘南らしく走りまくり、勝利することができるか。それがシーズンの行方を大きく左右する。
大事な第2クール初戦は、“どこまで走るのか”と驚くような運動量で大分を圧倒したい。
(湘南担当 高澤真輝)
2017/04/19 18:20