今週末は敵地・埼玉スタジアムで浦和と対戦する札幌。FC東京、川崎F、浦和と続けて対戦するこの3試合は序盤戦のキーポイントでもあったが、2試合を終えて1勝1分と上々な数字。この浦和戦に向けても「相手が強いチームであることは間違いない。組織的にコンパクトに戦って勝機を見いだしたい」と四方田修平監督はモチベーションを高めている。
そして試合会場となる埼玉スタジアムは、12年10月に札幌がJ1で最後に敵地勝利を収めた場所。「ちょうど(札幌)U-18の遠征があって、選手たちとみんなでTV中継を見て喜んだ記憶がある」と指揮官。今季はまだリーグ戦での敵地勝利がないだけに、その12年の再現を果たしたいところだ。
ちなみに、四方田監督自身は過去に2度、札幌U-18監督として埼玉スタジアムでの試合を経験しているが、「今回はスタンドが埋まるだろうから、まったく違う雰囲気になると思う。浦和のホームゲームは別格な雰囲気だろうから」とした上で、「でも、そうした環境で試合ができるのはサッカーマンとしては幸せなこと。なんとか相手のスキを突きたい」と、語気を強めた。
(札幌担当 斉藤宏則)
2017/04/19 16:52