名古屋の下部組織で育った徳島の梶川裕嗣。15日に行なわれる試合に出場すれば、名古屋とは2度目の対戦となる。
今季、湘南から期限付き移籍で加入した梶川。昨季の最終節で名古屋と初めて対戦したときは、3-1で勝利を収めている。
ここまで7試合すべてで先発出場を果たしている梶川は「毎試合ラストチャンスのつもりでやっている」と、名古屋戦だからというわけではなく、ただただ目の前の一戦に集中して試合に臨んでいる。徳島にいるもう一人の名古屋下部組織出身GK長谷川徹も準備は整っているが、当然ライバルは長谷川だけではない。「僕が良くないプレーをすれば徹くんもそうだし、ザワさん(相澤)もマツ(松澤)もいる」(梶川)。GK陣は4選手で一つのポジションを争っている状況なのだ。
「シーズンをとおして出場し続けることができれば自信になる」。勝利のために、自らの成長のために。梶川はとにかく、目の前の一戦に全力で挑む。
(徳島担当 柏原敏)
2017/04/12 17:33