今季松本から金沢に完全移籍したGK白井裕人。開幕から先発出場を続け、DAZNベストセーブにランクインするなど、“1点モノ”を防ぐビックセーブを連発。J2第6節までを終えて金沢は9失点を喫しているが、白井の好守がなければもっと厳しい数字になっていただろう。
金沢が今季初勝利を挙げた前節・群馬戦でも、白井のシュートストップが光り、被決定機を阻止。相手に流れを渡さなかった。「1試合に何本かは決定的なピンチがあると思うので、それを止められたら、前節(群馬戦)みたいにしっかり勝ち点3が取れる。そこは見せ場でもあるので、止められるように練習からやりたい」(白井)。
ただ、多くの試合でGKのビックセーブが目立つのは、チームとしてそれだけきわどい場面を作られているということ。白井は「あまり良くないと言えば良くないけど、手を抜いてやっている選手はいない。やっぱりGKはピンチを救ってあげるポジション。これからも救えるように頑張りたい」という。
早くも新天地・金沢の絶対的守護神になりつつある。
(金沢担当 野中拓也)
2017/04/05 19:12