24日、柏はドイツ2部シュトゥットガルトからの加入が発表された細貝萌の会見を行った。
冒頭、瀧川龍一郎社長に続いて細貝はあいさつ。柏への加入を決めた理由としては「ほかのクラブとも話はしていて、『欲しい』と言ってくれるクラブもありました。その中で自分が今の立場や状況を考え、あとは熱心に誘っていただいたのもあって、柏への移籍を決断した」と話し、「小学校の卒業文集に『柏レイソルに入る』と書いたりしたこともあるので、昔からすごく気にしていて、(加入することを)夢にしていたクラブでもありました。この黄色のユニフォームはずっと見てきましたし、このユニフォームをまとうことができるのは光栄に思っています」と活躍を誓った。
また、廣川強化部長は今回の移籍について「交渉を始めたのは3月に入ってから。夏の移籍ウインドーのタイミングで選手に来ていただくよりは、早くチームに馴染んでもらいたいということで考えました」と経緯を説明。「運動量の部分や球際の激しさと海外での経験。それと何より彼が『柏レイソルでやりたい』と示してくれたところが一番の肝。柏でやりたいという意志をしっかりと示してくれる選手で、みんなで結束してチームを作っていきたいというのを今年のチームコンセプトとして編成をしています。その部分を一番大事にしました」と細貝への期待を口にした。
細貝は今日ドイツから帰国したばかりとあって、会見後は日立台のピッチで下平隆宏監督らスタッフと軽くランニングをする程度であったが、週明けの火曜日からチームに合流予定。登録が順調に進めば、4月1日のJ1第5節・広島戦から出場可能となる。
写真:須賀大輔
(柏担当 須賀大輔)
2017/03/24 18:41