町田は24日、町田ユース所属のFW橋村龍ジョセフをトップチームに2種登録することを発表した。町田の2種登録選手は、千葉奏汰(現・サウルコス福井)、加倉井拓弥(現・青山学院大)、青木義孝に続く4人目。ちなみに高校1年生16歳での2種登録は、クラブ史上最年少記録となる。
橋村のストロングポイントは豊富な運動量をベースとした裏への抜け出しや切れ味鋭いドリブル突破、そしてフィニッシュワーク。宮崎キャンプの打ち上げとして実施した岡山とのトレーニングマッチでは、平戸太貴のパスに抜け出し、相手GKとの1対1を制して得点を奪うなど、非凡な攻撃センスを披露していた。約2週間のキャンプに帯同した橋村を、相馬直樹監督は次のように評価する。
「たとえトレーニングマッチと言えども、Jクラブ相手に点を取ることは、普通にできることではありません。まだパワー不足は否めませんが、ボールを止める技術もしっかりとしていますし、僕自身の(選手起用における)選択肢を広げられる可能性を秘めています。手元に置いて見ていきたいという意向もあって、2種登録となりました」
エースの鈴木孝司も長期離脱中と、やや駒不足が否めない攻撃陣にクラブ期待の“原石”が加わった。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2017/02/25 10:12