28日、湘南はMF大竹洋平が来季からJ2の岡山に完全移籍することを発表した。
大竹は13年の8月に期限付き移籍で加入すると、翌年には完全移籍を果たして加入。湘南では約3年半の時間を過ごした。今季は小さなけがに悩まされながら、リーグ戦の出場は8試合にとどまっていた。
今回の移籍に対して大竹は、岡山の長澤徹監督の存在が大きかったことを明かした。
「移籍に関しては(長澤)徹さんと話をしました。もともとFC東京のときに徹さんがコーチで、その時もよく話をしていて、今回オファーをしてくれて本当にありがたいなと。徹さんの下で、もう一回しっかり試合に出て、活躍できるように、チームを勝たせられるように頑張っていきたい。個人的にもやっぱり試合に出ていないと、いい練習ができていても充実感はないところもあった。一年を通して試合に出ることが自分にとって一番大事だと思うので、岡山で一年しっかり試合に出ていけるようにやっていきたいです」
湘南での3年半を振り返り「自分に足りないモノ、ところを鍛えられたと思う」と大竹。「けがが多かったことはすごく悔いが残っていて、そこはチョウさん(曺貴裁監督)を裏切ってしまう部分があったなと。そういう申し訳ない気持ちもある。でも、今回の経験がこれからのサッカー人生に生きて来ると思うので、ほかのチームに行っても、湘南にいたからこうなれたと言われるようにやっていけたらいいと思います」と語り、新たな場所での活躍を誓っていた。
(湘南担当 林遼平)
2016/12/28 11:07