瀬戸内高(広島)の安部裕葵選手が21日、鹿島の練習に参加した。安部は左右両足でボールを扱えるテクニックがあり、「高3ではFWをやりました。サイドハーフでも、ボランチでもどこでもできます」と幅広い適性も持つ選手だ。
春から加入する鹿島がクラブW杯で準優勝という大躍進を遂げたことを目の当たりにして、「自分もこの中でやらないといけない危機感が出ました」と表情を引き締めていた。
チームには、24日の天皇杯準々決勝まで帯同し、広島戦を観戦後、瀬戸内高に帰る予定だ。ひざを痛めていたため久しぶりの練習となったが、「痛みもなくて良かったです」と白い歯を見せていた。
写真:田中滋
(鹿島担当 田中滋)
2016/12/21 19:28