1日、今年最後のチーム活動日となった松本。午前中に選手、スタッフ、クラブ関係者ら約50名が松本市かりがねサッカー場に集まり、30分ほどのミーティングを実施。これで2016年のチームは解散となった。
平日にもかかわらず、約700名のファン、サポーターが最後の応援に駆けつけていたが、気になるのは反町康治監督の去就。未だ「放心状態」とのことで結論は出ておらず、クラブからの続投要請に回答できるのは、もう少しあとになりそうだ。
そんな反町監督が囲み取材で表情を曇らせたのは、先日のラミア・ボリビア航空2933便墜落事故の話題となったとき。かつて航空会社でサラリーマンとして勤務していたこともあり、今回のシャペコエンセの悲劇は痛ましい様子。Jリーグ所属経験のある選手、スタッフも犠牲となったことで言葉が見つからないとのこと。
犠牲者の中には、千葉所属時の2013シーズンにJ2得点王となったケンペスも。かつて千葉対策の一環として「中村(太亮)3ヶ条、ケンペス2ヶ条」を選手にインフォメーションしたほどの要注意人物。「エリア内で活躍する、典型的なストライカーという印象だ。……いまは何とも言えない……」と言葉少なだった。
(松本担当 多岐太宿)
2016/12/01 17:05