鹿島は30日、翌12月1日の練習を非公開にすることを発表した。昨季7月から指揮を執る石井正忠監督にとっては就任以来初めてとなる非公開練習。鹿島は、12月3日のチャンピオンシップ決勝第2戦に背水の陣で臨む。
これまでも、非公開練習がまったくなかったわけではないが、悪天候でクラブハウス練習場が使えなかったり、スルガ銀行チャンピオンシップの公式練習などの理由があってのことだった。しかし、チームが自主的に非公開と定めたのは今回が初めて。特に、昨季最後の練習で即席のサイン会を開くなど、ファン・サポーターとの交流を大切にしてきた石井監督としては異例の判断となった。
鹿島が09年以来となるリーグタイトル奪還するには、第2戦で2得点以上を挙げて勝利することが必須(鹿島が1-0で勝利の場合は年間勝点上位の浦和が優勝となる)。そのために最善を尽くすということなのだろう。
(鹿島担当 田中滋)
2016/11/30 18:04