26日、鹿島アントラーズクラブハウスで、29日に行われる浦和とのチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦に向けた練習が再開され、柴崎岳が完全合流を果たした。
10月1日の2nd第15節・FC東京戦(1●2)から戦列を離れていた柴崎だが、合流初日から全開。持ち味である技術の高さを随所に発揮し、チーム練習に質をもたらしていた。CS準決勝では小笠原満男と永木亮太が先発し、攻守にわたって好プレーを見せただけでなく、三竿健斗も途中出場で守備を引き締めた。
そこに柴崎が加わることで、ボランチの層が分厚くなるだけでなく、誰を起用すればいいのか選択が難しくなるほどの陣容となった。
この日は紅白戦を行わなかったため、CS決勝第1戦のボランチがどの組み合わせになるか分からない。しかし、石井正忠監督が頭を悩ませることになるのは間違いない。
写真:田中滋
(鹿島担当 田中滋)
2016/11/26 12:42