11月24日、クラブの下川浩之代表取締役社長以下、唐井直GM、相馬直樹監督、リ・ハンジェらクラブ首脳陣が、2016シーズン終了の報告を兼ねて、石阪丈一町田市長を表敬訪問した。
J2復帰初年度となった今季は、躍進を印象付ける7位という好成績で終えたため、表敬訪問は終始和やかな雰囲気の中で進行。定期的に町田のホームゲーム観戦にも訪れている石阪市長は、「今季は“22番目のチーム”としてJ2に臨みましたが、最後までチャレンジャー精神を貫いたことに敬意を表します。6位の岡山さんと並んで勝ち点65という数字は、大健闘の成績だと思います」と話し、チームの奮闘に対して労をねぎらった。
22日に行われた定例記者会見の場で、石阪市長は現在の町田市立陸上競技場をJ1仕様のスタジアムに改修するプランを視野に入れていると言及したため、表敬訪問後の歓談の席でもその話題が出たという。唐井GMは、2020年の“東京五輪イヤー”をJ1リーグで戦うという“青写真”の実現に向けて、「クラブの成長と町田市の支援がシンクロしているという光が見えてきて、具体化しつつあるという思いを強くしました」とのコメントを残している。
さらに間近で野津田改修の話題に触れたリ・ハンジェは「選手は結果を残すことしかできませんが、来季以降も引き続き、町田市民の方々に関心を持ってもらえるような結果を残さないといけません」と話し、現場からJ1昇格への環境作りを加速させるための機運を作り出すことを誓った。
(町田担当 郡司聡)
2016/11/24 18:52