クラブ史上初のJ1昇格プレーオフを控える岡山。在籍8年目の澤口雅彦は準決勝の相手が松本であることに縁を感じ、ライバル心を燃やしている。
「やるなら松本とやりたいと思っていた。大学の同級生の飯田がいるということもあるし、ウチにいた選手も多い。また、彼らは一回J1を見ている。そのことに僕自身悔しい気持ちがあったので、こういう舞台で戦えることはうれしいし、アイツらの裏切り行為に対して、ここで仕返ししてやりたいじゃないですか(笑)」。
喜山康平、石原崇兆、後藤圭太。かつてのチームメートたちへのライバル心を語った澤口は、岡山で戦ってきた自負を示してくれるに違いない。
特にマッチアップする機会が多くなることが予想される石原に対しては、「松本のキープレーヤーの一人になっているし、前を向かせてフリーにしたらボールを運んでくる」と警戒していたが、「まあ、間合いに気を付ければ大丈夫でしょう」と自信をのぞかせていた。
(岡山担当 寺田弘幸)
2016/11/24 18:38