仙台は1・2年目の6選手が、このオフに海外研修に向かうことを発表した。
ここ2年はMF藤村慶太、GKシュミット・ダニエル(※松本に期限付き移籍中)、FW西村拓真がスペイン研修に行き、その後の成長につなげた。今回はオランダとドイツの二カ国3クラブへ、1年目の差波優人(写真)、佐々木匠、小島雅也、常田克人、2年目の西村拓真と茂木駿佑が二人ずつで練習に参加する。
行き先は、差波と小島が、オランダ2部のヘルモント・スポルト。佐々木と常田が、オランダ1部のユトレヒト。西村と茂木が、ドイツ3部のフォルトゥナ・ケルンに決まった。
西村と茂木のように今季の開幕前に海外での練習参加を経験した選手もいれば、佐々木と小島のように年代別代表で海外遠征経験のある選手もいる。差波や常田のように初めての海外研修という選手もいる。
差波は自身初めてのオランダでのプレーに向けて「まずは、ピッチ内外で積極的にコミュニケーションを取っていきたい。プレー面では戦術が細かいと聞いているし、“頭を使うサッカー”をしっかり理解し、短期間でも多くのことを吸収してきます」と、意気込みを口にした。
仙台のチーム力向上には、若手選手のレベルアップによる突き上げが欠かせない。貴重な機会を得た6選手には、今回の海外研修での成長が期待される。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/11/24 18:24