J1昇格プレーオフ出場を懸けて戦うこととなった最終節・群馬戦。伊藤大介は「勝ち点3を取ることだけをいまは考えています」と静かに意気込みを語った。
「今年はずっとやることは変わっていない。周りの人たちはいろいろ見えてくるものが出てきて、僕たちに対する見方も変ってきていると思うけど、僕たちは何も変わることなく最終節を迎えられている。今までどの試合も大事でしたし、僕は最終節だからという思いはあまりなくて、とにかく勝ちたいという想いだけです」
そして、最終節がちょうどJ通算200試合出場の節目を迎えることになった。「あんまり気にしていない」と言う伊藤だが、「ここまで試合に出れたのは周りのみんなのおかげですし、今年はテツさん(長澤徹監督)にすごく感謝しています。今年全試合に出させてもらって最終節で200試合が来た。テツさんへ恩を返したいですし、そういうことができる状況で最終節が来たんで、そういう意味でも頑張りたい」と話した。
支えてくれた人々と長澤監督への感謝の気持ちを胸に、伊藤は最終節に勝利することだけを考えて臨んでいく。
(岡山担当 寺田弘幸)
2016/11/18 19:37