磐田のGK志村滉が15日、今季を振り返った。
高卒2年目の若手GKは今季J1リーグ戦10試合に出場。正守護神のカミンスキー、第2GKの八田直樹の負傷によりチャンスが巡ってきた形だが、そのチャンスをつかんだのは志村自身でもある。
J1・1st第15節・FC東京戦でリーグデビューを果たすと、相手ストライカーの決定機をことごとくブロック。チームの勝ち点1獲得に大きく貢献した。その後もフレッシュで躍動感あふれるプレーを見せ、20歳とは思えない落ち着いたパフォーマンスも披露した。
「試合に出られたことですごく充実感があった。練習だけでは分からない、試合に出たからこそ気付けたこともあった」
コンディションを維持し、試合で常に100%の力を出し切れるよう努力してきた。終盤戦は先輩GKたちが復帰したことでピッチに立つ機会を失ったが、今季の経験は来季以降に生きるはずだ。
(磐田担当 青木務)
2016/11/15 16:59