12日に行われた天皇杯4回戦で横浜FMに0-1で敗れ、今シーズンの戦いを終えた新潟。翌13日、故障者を除く選手とスタッフでリラックスゲームを行い、和やかなムードの中、今季メンバーでの最後の全体練習を終えた。
練習後は、選手とスタッフが見学に訪れた約300人のサポーターの前に整列。主将の小林裕紀が「1年間応援ありがとうございました」と感謝を述べ、全員で一礼。サポーターからは温かな拍手が注がれた。
J1リーグ戦のラスト4試合を託され、残留争いを乗り越えた片渕浩一郎監督は「選手たちは苦しい状況でもあきらめず投げ出さず、トレーニングとゲームに臨んでくれた。それが僕の力にもなった。彼らに感謝している」とこの1カ月半を振り返った。また「良いサッカーをするだけではなく、結果を出すサッカーをしなければいけない」とあらためて課題を見つめ、「結果に結び付けるのが選手の使命であり、そこが伸びシロでもある」と今後の新潟の成長をポジティブに見据えた。
チームは14日から1週間のオフに入り、ブラジル人選手は帰国する。それ以外の選手は22日から再開される練習に参加する予定となっている。
(新潟担当 野本桂子)
2016/11/14 18:09