19日、京都がFW有田光希に1週間の謹慎を言いわたしていたことが分かった。
有田は17日に行われた奈良クラブとの練習試合で主審に暴言を吐き、退場処分を受けていた。この行動を重く見たクラブは、19日からの1週間はチーム練習に参加させず、有田に反省を促す。
有田の行動について石丸清隆監督は、「(審判のジャッジを)自分の解釈でコントロールしようとしたら、ああいうおかしなことになる。それはずっと話をしている。人間なので、自分のプレーやいろいろなことで、感情は左右される。それだけのことだと思う。少しネガティブなほうにブレてしまうと、ああいう感情が顔を出す。そうするとプレーにも影響するし、そういう選手はムラがあったりする。それは直していかないと」とコメント。
J1昇格プレーオフを視野に入れた戦いが続く中、今季チーム2位タイの5得点を挙げている有田は重要な戦力だ。それだけに、石丸監督は「秩序を乱すのであれば、チームにとってマイナスになる。彼が改心して、チームにとって何ができるのかを発信しながらやれるようにならないと。また同じことを繰り返すようだと、チームにとってマイナスになるだけ。来週戻ってきたときに、どういう行動をするか注目したい。この一週間で、もう一度考え直してほしい」と有田がメンタル面で成長することを強く要求した。
(京都担当 川瀬太補)
2016/10/19 20:47