現在、約3週間の中断期間に入っている鳥栖。週末に公式戦が控えていないこともあり、選手にとっては過ごし方やモチベーションの維持が難しいところ。しかし、そんな中、人一倍、気合いを見せているのがDF藤田優人だ。
その理由が22日のJ1リーグ戦の再開初戦にある。鳥栖はアウェイでの柏戦。藤田にとっては昨季まで過ごしていた古巣戦となる。さらにかつてのホームである日立台での試合とあって「私情をピッチに持ち込みたくないけど、一年間で一番楽しみにしている試合」とモチベーションは高い。
リーグ戦ではタイトル争いも残留争いもない無風状態の鳥栖だが、藤田は「個人的にはACLに出たいと思っている。リーグ戦の残り3試合、そして天皇杯に向けてしっかり取り組んでいかないといけない」と言葉に力を込める。3週間という長い中断期間にもしっかりとした気持ちで取り組めている様子をうかがわせていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/10/12 19:24