今週末、清水は町田との2度目の対戦を迎える。前回対戦(J2第17節・1●2)は、11分に大前元紀がPKを沈めて、清水が幸先よくスタートを切った。しかし、先制ゴールを奪った大前は35分に井上裕大との接触プレーで左第5・6・7・8肋骨骨折および肺挫傷の大怪我を負ってしまう。チームはこの試合に勝利したものの、しこりの残る試合になった。
ただ、大前の退院後、井上のほか、町田の強化スタッフも静岡市内にてお見舞に訪れ、大前も、「サッカーができる体に戻ったし、もう気にしていない」と話しており、周囲がいたずらに騒ぎ立てることは両選手にとって本意ではないだろう。
大前は前節・C大阪戦(2◯1)で先発復帰し、コンディションも順調に戻ってきている。1試合も落とせない状況が続くが、「勝利に貢献できるプレーができればと思う」と、ピッチ上に集中し、勝ち点3だけを目指して戦う意気込みを見せた。
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2016/10/05 19:18