群馬のMF松下裕樹が明治安田生命J2・8月度月間MVPに選出された。札幌のFW都倉賢、清水のFWチョン・テセとともに候補に選ばれていたが、Jリーグ選考委員会によってMVPに選ばれた。
群馬は8月の4試合で3連勝を含む3勝1分と無敗で夏場を乗り切った。松下は4試合すべてでフル出場し、中盤の底でアグレッシブなプレーを見せていた。第28節・讃岐戦(3○1)では相手GKがクロス対応で飛び出すのを予測して、その逆を突く40mのロングシュートを決めた。サイドチェンジのミドルパスも正確で、多くのチャンスを演出した。
松下は「8月のチームの調子が良かったので、チームの代表として受賞させてもらった。チームみんなのハードワークがあってこそ」と話す。服部浩紀監督は「ピッチ内だけではなく、試合への準備などまさにプロフェッショナル。若手の見本だ」と賛辞を送った。
松下は現在J2通算398試合出場。あと2試合でJ2通算400試合出場に達する。
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/09/14 10:14