
広島の背番号28は敗北の責任を強く感じていた。
10日のJ1・2nd第11節・大宮戦。試合を自分たちのペースで進めてチャンスを量産したが、ゴールを奪うことはできず。逆に「相手にとって千載一遇のチャンス」(森保一監督)だったCKで、丸谷拓也は自分がマークに付いていた江坂任に得点を許した。
「負けたのは僕の責任ですし、1点の重みをすごく感じました」と、丸谷は試合を振り返る。
しかし、丸谷がポジションをつかんで先発出場を続けているのは広島に在籍して初めてのこと。すべての経験が自分を成長させる血肉になる。「試合が終わった後はつらかったですけど、試合に出ないとできない経験ですし、良くはないですけど、良い経験と捉えて同じようなミスをしないようにしていきたいと思います」と語ったボランチは、次節の鳥栖戦で挽回を期す。
悶々としたオフが明け、「下を向いていても仕方ない」と切り替えて臨んだ13日のトレーニング。いつもと同じように最後までグラウンドに残って汗を流す丸谷の姿があった。
文:寺田弘幸(エルゴラッソ広島担当)
(広島担当 寺田弘幸)
2016/09/13 19:31