天皇杯1回戦で水戸加入後初出場を果たし、完封勝利に大きく貢献したDF木下高彰。2回戦の清水戦に向けて、意気込みを語った。
1回戦の内容に関して、完封勝利という結果を残したものの、自らのパフォーマンスに「自分らしさを出せなかったので、納得していない」と厳しい評価を下した。特に「もっと最後尾からつながないといけなかった」とロングボールが多くなってしまったことを悔やんだ。ただ、そうした課題が見えたことが「収穫」と前向きに捉えている。
そして2回戦の清水戦。日本平での試合となるこの一戦は、静岡県出身(浜松開誠館中・高→磐田)の木下にとっては「特別な試合になる」と意気込んでいる。「自分は悔しい思いをして静岡を出て、水戸に来ていまがある。自分を知っている人たちに成長した姿を見せたい」と強い口調で語った。
これまでのすべての経験や思いを胸に、木下は清水との一戦に挑む。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/09/01 18:44