徳山大との天皇杯1回戦は、後半にややペースダウンする不完全燃焼の展開。それでも6-0とスコア上では快勝し、きっちりと2回戦に駒を進めた松本。前線の3選手がそれぞれ得点を挙げたことも収穫の一つで、ウィリアンスも今季公式戦で初得点を挙げたことに安堵の表情を浮かべる。
「今季公式戦で初得点を決めることができてうれしい。常にゴールを狙って準備してきたので、肩の荷が降りたような感じ」
もちろん、この1点で満足するつもりはなく、すでに2回戦に向けて照準を合わせている。対戦相手のホンダFCについては同僚のパウリーニョから「本当に良いチームと聞いている」とした上で、「しっかり練習して、しっかり相手を研究して、しっかり自分たちのサッカーをやりたい」と3回戦進出に貢献する構えだ。
もちろん現状では2回戦に出場するメンバーは決まっていない。試合日直前まで繰り広げられるチーム内競争でアピールして、メンバー入りを勝ち取る。
(松本担当 多岐太宿)
2016/09/01 07:35