シーズン途中に水戸から松本に加入し、約1カ月が経過した三島康平(写真中央)。今週末の28日に行われる天皇杯1回戦・徳山大戦での活躍を誓ってアピールを続けている。
今季途中までプレーしていた水戸では得点源として不動の地位を確立してきたが、松本ではイチからのスタートとなる。現状は駒澤大の先輩にあたる高崎寛之の存在もあって途中出場が専らで、まだ新しいユニフォームで得点を挙げるには至っていない。「すべてがアピールの場」と話す三島にとって、今週末の天皇杯1回戦は出場時間を延ばすためのチャンスでもある。
対戦相手の徳山大については情報が少なく、その意味で簡単に退ける相手ではなさそう。三島自身も「天皇杯では下位カテゴリーのチームが、上位のチームに勝つことはよくあること。難しさはあると思う」と警戒感を口にする。それでも、「プロとしては何が何でも勝たないといけない」と気持ちを高めている。
加入当初はこれまでとは異なるルーティンに慣れない場面も見られたが、現在は戸惑いもない。「J1昇格へ貢献する」という目標を果たすため、まずは松本での公式戦初得点を狙う。
(松本担当 多岐太宿)
2016/08/25 19:36