磐田は18日の練習で紅白戦を行った。前節を最後に小林祐希がオランダ1部のヘーレンフェーンに移籍したことで、攻撃の要のポジションが空席となっているが、そのトップ下は川辺駿が務めることになりそうだ。
この日の紅白戦で主力組のトップ下に入った川辺は、ボールをさばきながらフィニッシュに絡む動きも見せた。磐田ではナビスコカップでこのポジションを経験済みとあり、プレーに問題はない。
「チームの歯車として動かなきゃいけないけど、よりアクセントをつける意味でラストパスを狙っていきたい。なるべくジェイ、アダイウトンの2トップの近くでプレーしたい」
週の始めの段階で名波監督は「まだ決めていない」と話していたが、背番号40にこの役割を託すようだ。
前任者の小林は磐田の攻撃の全権を担っており、その存在は大きかった。タイプの違う川辺が入ることでどのような変化が起こるか。20日のJ1・2nd第9節・鳥栖戦のポイントの一つとなりそうだ。2ndステージ未勝利が続くチームを救うような活躍を見せたいところだ。
(磐田担当 青木務)
2016/08/18 19:45