18日、新門司練習場には久しぶりに見る姿があった。体調不良のために静養していたDF梶原夕希也が6月初旬以来となる練習参加を果たしたのだ。
練習と言ってもこの日は永田良平トレーナーとともにウォーキングとストレッチ、それから久しぶりだというリフティングをしてボールの感触を確かめるといった軽いメニューばかり。永田トレーナーは「休んでいる間はほとんど体を動かしていなかったようなので、一から体作りを始めないと。あ、その前にほかの選手と同じレベルにまで日焼けするところからですね」と、笑いながらやりがいのある仕事に腕まくり。
梶原本人は「まず、久しぶりに来た僕をチームメートのみんなが温かく迎え入れてくれたことがうれしくて。あとはみんなが練習するのを見ていて、サッカーってやっぱりいいなと。早くみんなとボールを蹴りたいですね」と、ややふっくらとした顔で、でも前と変わらない“カジ・スマイル”を見せながらハキハキと答えていた。
クラブ初のアカデミー出身である梶原の復帰への道程をしっかりと見守りたい。
(北九州担当 島田徹)
2016/08/18 19:46