前回の横浜FCとの対戦(第18節・3○0)で、75分から出場の清水MF村田和哉は、その1分後にチーム2点目となる追加点を挙げ、さらに90分には勝利を決定付けるゴールを決めた。
そのゴールの裏側には、三浦知良の存在があったようだ。
「この前に点を取れたのも、カズさんがいたからというところも大きい。自分としては、インパクトを与えて、自分の存在を覚えてほしかったというところがある」
残念ながら同時にプレーすることはなかったが、2ゴールとも彼のスピードを生かしたゴールで、それはキングの目に留まったことだろう。しかし、それで満足しない。
「前回は”ジャブ”くらいにはなったと思うので、もう一度衝撃を与えたい」
今週末は横浜FCと対戦する清水。村田自身にとっては10試合ぶりのゴールで前回の再現へ――。憧れの選手に自身を印象付けることはもちろん、リーグ中断前の最後の大事な試合で、チームを助けるゴールを目指す。
文:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)
(清水担当 田中芳樹)
2016/08/18 12:12