柴崎貴広はGKを「ヤジを受けやすいポジション」と表現した。
彼の代名詞でもあり、「サポーターも見て盛り上がってほしい」という「勝っているときに時間を上手く使うプレー」は、“シバ焦らし”と巷で言われている。
今回のG大阪戦で、その“シバ焦らし”を見せるとなると、“大阪弁でのヤジ”がスタンドから飛ぶことは想像に難くない。
本人も「勝っていて時間を稼ぐとすごいヤジが飛んでくるかも。どんなことを言われるのか…」と思案する姿を見せたが、すぐに頭を切り替え、こう言い直した。
「余裕があると、優しいことを言われるかもしれない。でもそれでは燃えないし…。やっぱり勝っている状況でヤジを受けたい。イライラさせたいですね」。
GKは強いメンタルが必要で、なおかつ頼りがいがないといけない。試合内も「チームとしてビビってしまうとやられる」と柴崎。
果たして、万博で“シバ焦らし”の解禁はあるか。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/03/15 19:20