ここ3試合勝ちがなく7位のG大阪にとって、2ndステージの巻き返しに向けて勝ち点3が不可欠な広島戦(30日@吹田S)。アデミウソンの1トップだった「柏戦のスタメンが現状のベスト」と話した長谷川健太監督だが、広島戦では長沢駿を1トップに配置し、アデミウソンのサイド起用が濃厚だ。
「広島には良いイメージしかないですね」と本来は控えめな長沢が胸を張るように、昨季のチャンピオンシップ決勝・第1戦と天皇杯準決勝、そして今季の1stステージで広島からゴールを記録。実に出場した4試合で3得点(ゼロックス杯を除く)という相性の良さを誇っている。
「広島は特殊なやり方なので、持ち味の献身的な部分は出したい」と前線からの守備を意識する背番号20。しかし、もちろん虎視眈々とゴールも目指し、「広島キラー」ぶりを見せつけるつもりだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/07/30 11:41