7月28日に長崎からの期限付き移籍加入(2017年1月1日まで)が発表された北九州のFWロドリゴ。同日午後、クラブ事務所を訪れて挨拶をした後、15時半ごろに新門司の練習場に足を運んで柱谷幸一監督ほかスタッフ陣へも挨拶。午前練習のみだったためにチームメートとの顔合わせは翌日29日となったが、吉満樹フィジカルコーチと通訳の3人で軽いフィジカルトレーニングを実施した。
気持ちの良い汗を流した後のロドリゴに話を聞いた。
「最下位のチームへの移籍でプレッシャーを感じるか? どの位置につけていたって何らかのプレッシャーはあるものだ。いろいろなプレッシャーの中で戦うことに意義がある。ブラジル時代に最下位のチームでプレーした経験もある。最後の3試合くらいを勝って最終的には最下位を脱出したよ。そういう苦しい状況の中で最も大切なのは『ウニオン=団結』。人に責任を押し付けるのではなく、それぞれが自分の役割に忠実に責任を持ちながら戦い、お互いに助け合うことが必要。とにかく、みんなで闘う意識が大事なんだ」
貴重な経験を持つロドリゴのどんなプレーに注目すべきなのか、本人の解説はこうだ。
「僕のプレー特徴かい? いろいろあるけれど、一番は失敗を恐れずに何度もチャレンジする前向きな姿勢とプレーかな。1回、2回と失敗しても3回目の成功を信じてチャレンジする。1、2回の失敗であきらめるようならサッカーをやめたほうがいいと思うよ」
選手登録上でも7月31日の岡山戦からのプレーが可能。いつ、どんなデビューを果たしてくれるのか、とても楽しみだ。
(北九州担当 島田徹)
2016/07/28 19:24