ドイツのハノーファーからC大阪に復帰した日本代表の山口蛍。うまかな・よかなスタジアムで行われた前節の熊本戦(5○1)では復帰後初出場を果たした。今節の札幌戦に出場すれば、ホーム復帰戦となる。
「アウェイとホームではまた違うし、ホームで早く試合がしたい」と山口は今節を迎える心境を話す。途中から加わったチームの状態については、「ちょっとした課題はまだまだあるけど、それもありながら連勝できている。次の試合でも、慌てず、しっかり試合を進めていくことが大事」と見ている。
熊本戦で山口のプレーを見守った大熊清監督は、「自信を持って顔を出す回数が多かった。これからも、攻守の攻の部分でさらに関わることが大事。その試合でもチャレンジしていたけど、相手にとってイヤなスルーパスが出せると、ボランチとして、セレッソのため、日本のためにもなると思う」と話し、攻撃で変化を付けるプレーについて要求を高めていた。
9日に行われる札幌とのJ2“首位攻防戦”。帰ってきた山口がホームでどんなプレーを見せるのか。ゲームコントロールの部分も含めて注目される。
(C大阪担当 小田尚史)
2016/07/07 19:20