福岡に加入した駒野友一が、J1残留のために全力を尽くすことを誓った。
FC東京からの期限付き移籍が発表され、5日から福岡の全体練習に合流している駒野。井原正巳監督は「クロスの正確性、ゴール前への配球はレベルが高い。そういうところは期待したいと思いますし、セットプレーでのキッカーとして(質が)非常に高いものがある」と駒野へ期待を寄せている。
「知っているのは坂田(大輔)くらい。あとは初対面」と本人も話すように、環境としてはまさに新天地という状況だが「明るく良い練習ができていると思います」と話すなどチームの雰囲気には好印象を感じている様子だった。
福岡にとってはリオ五輪で亀川諒史が離脱することもあり、サイドの補強は必須事項でもあった。そこに百戦錬磨の駒野が加わったことは残留争いの渦中にあるチームにとっては明るい材料だ。
「状況を考えても残留が目標だと思うので、自分も加わって力になれるように頑張りたい」と意気込みを語った駒野が、最下位に沈むチームを浮上させる原動力となる。
(福岡担当 杉山文宣)
2016/07/07 09:11