FC東京から期限付き移籍で加入した元韓国代表MFハ・デソンが、早速チームに合流した。
「Jリーグに来て、Jリーグで活躍することをずっと願っていたので、決めたことに後悔はない。半年間、全力でチームに貢献したい」と新天地での意気込みを語った。
展開力やパスセンスに優れる元韓国代表プレーメーカーにとって、日本での成功は幼いころから抱いてきた夢。満を持して加入したFC東京ではなかなか出番を得られず、悔しさを抱いているだけに、名古屋での活躍を期する思いは強い。韓国代表復帰という思いもあるが、「そのためにも、いまの所属チームでしっかりと結果を残さないといけない」と新天地でのプレーに集中することを強調した。
また、松本から新加入のDF酒井隆介も28日からチームに合流。両選手ともにJ1・2nd第1節・大宮戦から出場可能となる見込み。その場合、起用の判断は指揮官次第となるが、ハ・デソンは「当然、試合に出たい気持ちは強い。試合に出なくなって長い期間が経ってしまっているので、早く適応できるようにしたい」と意気込んだ。
(名古屋担当 村本裕太)
2016/06/29 20:21