シーズンの折り返しまで残り2試合の岐阜。「前期が終わるまでに10位以内に入りたい」と話してきたラモス瑠偉監督は「この2試合(の重要度)は大きい。負ければ地獄。勝てば上も見えてくる」とキッパリ言い切った。
前節・横浜FC戦(2〇1)の逆転勝利は6試合ぶりの白星。昨季の前半戦は負の連鎖を断ち切れず最下位に沈んだ岐阜だが、今季は横浜FC戦の勝利でJ1昇格プレーオフ圏内までの勝ち点差を『8』に縮めて暫定10位に浮上。上位を狙える位置に踏みとどまっている。だからこそ指揮官は「上に行きたいのなら、上との差を2ゲーム(勝ち点6)差にしないといけない。前期が終わった時点で、上と2ゲーム差ならまだまだ面白い」とチームを鼓舞している。
もちろんスタンスは一戦必勝。上がるか下がるかの分水嶺に向け、「日曜日に地元(26日の今節・熊本戦)で勝って、前期のホーム最終戦(第21節・京都戦)も含めて3連勝を狙いに行く」(ラモス監督)。
(岐阜担当 村本裕太)
2016/06/25 16:24