青森山田高から来季より千葉に加入することが発表された高橋壱成。昨年度の高校選手権では4得点を上げる活躍を見せ、チームのベスト4進出に大きく貢献した。
そんな彼の持ち味は得点能力の高さ。トップ下の位置からパスやドリブルなどで攻撃を組み立てることはもちろん、スキあらばミドルシュートでも敵ゴールを脅かすことができる。
ただ、千葉の練習に参加した際には、高校とプロとのプレースピードの違いを感じたようで、「プロに行く上で高校と最も違うのはそこ(プレースピード)だと思うので、そこは意識してプレーをしていきたい」とプロのレベルにいち早く慣れることを誓っていた。また、守備に関しても課題があると話す。「球際とか個人の守備の部分がまだまだ足りていないので、そこはもっと伸ばしていきたい。ここがプロでも通用するようになれば、試合に絡めるのかなと自分で分析をしている」(高橋)。
千葉ではボランチでの起用も想定されており、ディフェンス能力の向上は必要不可欠だ。青森山田高の10番が来季千葉でどのような活躍を見せるのか。残り約半年となった高校サッカー人生で結果を残し、プロの世界に乗り込む。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/06/25 12:50