19日に行われたJ1・1st第15節、アウェイでの広島戦で今季“初”ゴールを決めた浦和の宇賀神友弥。ACLラウンド16第1戦・FCソウル戦(1○0)でゴールを決めていたが、クロスがミスキックとなって入ったゴールは「ないようなもの」であり、自身もようやくしっかりと決められたゴールとなった。
宇賀神へのアシストとなった森脇良太のパスは決して「どうぞシュートを打ってください」という優しいものではなかった。しかし、パスが出る前からシュートをイメージしていた宇賀神にとっては「このタイミングだったらコンパクトに振ってニアだなっていうイメージで狙った」狙いどおりのものだった。
宇賀神の逆転ゴールが生まれた瞬間は歓喜に包まれたものの、チームは結果として再逆転を許して2-4で敗戦。3連敗を喫した。だからこそ宇賀神は「チームが苦しいときにチームを助けるゴール、アシストはしたい」という思いを強めた。
チームメートの高木俊幸には「あそこでニアに打てる選手はもっと点を取れるんだけどな」とからかわれたようだが、広島戦のゴールをきっかけにもっと点を取れる選手になっていけるか。「ホームではなかなか点を取れていないので、ホームで、次の試合でチームを助けられるようなプレー、ゴールをしたい」。
22日に行われるFC東京戦でも結果にこだわる。
(浦和担当 菊地正典)
2016/06/20 15:52