9日に発表された松本の田中隼磨の負傷について、2年間松本で同僚としてプレーした湘南の村山智彦が思いを語った。
以前から連絡を取り合う仲だった村山は、田中が右眼裂孔原性網膜剥離というサッカー選手では珍しい症状で離脱を余儀なくされたことを聞き、すぐに連絡を取った。そして、田中から現在の状況や状態を聞いて、いろいろな思いが巡ったという。「以前からチームは違うけど、頑張りが刺激になっているよと言ってくれていた。2年間、お世話になった先輩なので、僕が頑張ることではゆさんが少しでも復帰に向けたリハビリなどを頑張ってもらえたらありがたい」と、自身のプレーで田中に活力を与えたい旨を語った。
「ハユさんはいま、サッカーがやりたくてもできない状態だけど、できる僕はちゃんとプレーして見せないといけないと思っている」。今節の磐田戦に向けて気持ちを高める村山。最後方から存在感を発揮し、しっかりとプレーする姿を見せることで田中にエールを送りたい。
(湘南担当 林遼平)
2016/06/17 20:27