12日のJ2第18節・東京V戦の前に行われた『スタートトゥデイ(ZOZOTOWN)Presentsジェフユナイテッド市原・千葉レジェンドマッチ』のために来日したジェフのレジェンド・リトバルスキー氏とジェフのバンディエラ・佐藤勇人が“未来のジェフ”について語り合った。
リトバルスキー氏との再会は佐藤勇にとって特別だった。「リティ(リトバルスキー氏)が遠くから来てくれたのは個人的にうれしかった。(ジェフで)現役を引退した直後にジュニアユースでコーチをしていたので、中学校2年生のときに教えてもらっていた」(佐藤勇)。東京V戦のハーフタイムには意見を交換し、「いまのクラブ状況やこれからどういう方向に進むべきなのか。どれがベストなのかという部分を話すことができた」と有意義な時間を過ごしたようだ。また、日本とドイツのサッカー環境の違いなどについても教えてもらったらしく、「試合で起こったことのフィードバックの部分で日本とドイツでは違うということを知った。向こうは最先端の技術でデータを駆使しているのでそこは勉強になりました」とのこと。レジェンドがさまざまなことをバンディエラに教え、それがクラブに還元され発展を遂げていく。こうした絆はまさにクラブの財産と言えるだろう。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/06/16 19:11