鳥栖のMF福田晃斗が“古巣”への思いを語った。
名古屋U15出身の福田にとって11日のJ1・1st第15節・名古屋戦は古巣戦となる。「瑞穂は中学生のとき見ているだけの場所だったので、この試合に出場できるのであれば特別な思いはある」と出場へ意欲を示した。
さらに四日市中央工高出身でもある福田にとって名古屋の小倉隆史監督は大先輩。「自分が高校のときに練習の指導に来てくださったので自分はもちろん知っているが、小倉さんが僕のことを覚えているかどうか(笑)。四中工と言えば、やっぱり小倉さん。一番のレジェンドだと思う」と話すようにやはり、“大先輩”は雲の上の存在のようだ。
三重県出身ということもあり、当日は両親も観戦予定とのこと。5月に入り、ナビスコカップでの活躍で徐々に出場機会をつかんでいる福田だが、7日の練習から同ポジションのキム・ミヌが練習復帰。競争が激化している。「ミヌさんも戻ってきて競争が厳しくなっているけど守備の部分ではミヌさんよりもやれる自信はある。(チェ・)ソングンにも負けていないと思っている。だからこそ、攻撃面で何ができるかだと思う」。レギュラー奪取へ。そして、偉大な先輩から勝ち点3を奪えるか。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/06/08 10:11