G大阪は、29日のJ1・1st第14節で鬼門の味の素スタジアムに乗り込む。
本紙掲載のFC東京戦の予想フォーメーションの選手寸評では、あえて各選手の項目で「鬼門破り」を強調したが、丹羽大輝には「鬼門などポジティブ男には一切無縁だ」と記してみた。27日の練習後に、アウェイのFC東京戦の戦績について聞くと、やはり返って来た答えは「僕は何も気にならない。逆にそこに携われるだけ、楽しみかな」という予想どおりのものだった。「携われる」の意味を番記者らから逆質問された丹羽は「勝つイメージはできているので、その一員としてピッチに立てるのが楽しみ」とむしろ鬼門破りに前向きな様子だ。
もっとも2002年以降、4分8敗という数字を聞かされると「エグいっすね、その数字は。何でなんですかね」と話していた。
敵地でのジンクスが続くのか、それともポジティブ男が笑うのか。注目の一戦だ。
文:下薗昌記(G大阪担当) 写真:六川則夫
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/05/27 17:14