磐田への加入が昨日発表された元ギリシャ代表のアブラアム・パパドプーロスが19日、ヤマハスタジアムで入団会見を行った。
ギリシャ代表として国際Aマッチ37キャップを刻み、2010年南アフリカW杯やEURO2012にも出場した屈強なCBは「ジュビロが歴史ある素晴らしいクラブだと聞いています。このチームの一員になれたことを幸せに思っています」と笑顔で語った。
この時期でのCB補強に関して加藤久GMは「チーム力を上げるために守備の安定が大事」とし、「選手としての素晴らしいキャリアをチームに還元し、ピッチの上で勇姿を早く見せてほしい」と期待を寄せた。服部年宏強化部長も「守備の顔になる活躍を見せてもらえれば」と話した。
途中加入となるが、国際経験豊富なパパドプーロスの存在はチームにとっても大きいはず。1日も早く磐田と日本のサッカーに順応し、高いパフォーマンスを見せたいところだ。
同選手はかねてより日本サッカーへの関心を抱いていたようで、「アジアでプレーし続けたいと思っていて、特に日本はアジアナンバーワン。日本に来たいと思っていましたし、ジュビロというクラブに惹かれました」と笑顔を浮かべた。
なお契約について尋ねると、加藤GMは「選手との守秘義務がありますので、推定で書いていただければ」と話すにとどめている。
(磐田担当 青木務)
2016/05/19 13:57