福岡のFWウェリントンが次節の大宮戦に向けて意外な情報源を明かした。
福岡にとって今季リーグ戦初勝利となったJ1・1st第9節・FC東京戦(1○0)で得意のヘディングから決勝点を挙げたウェリントン。そのウェリントンだが、次節の対戦相手である大宮の情報をある選手から得ていた。その情報源は湘南のFWキリノだ。ウェリントンによれば「湘南のキリノとよく連絡を取り合い、次の対戦相手の情報を教えてもらったりする」と研究熱心なウェリントンはピッチ外でもブラジル人ネットワークを活用している。そんなウェリントンが情報を得て立てた大宮対策は「(大宮にボールを)つながせないということ」。もちろんその内容を詳しくは教えてくれなかったが、福岡は前節から4バックに変更したことで前からのプレスが見られるようになった。湘南時代からアグレッシブなプレスを得意としていたウェリントンもこれを歓迎している。キリノのアドバイスから導き出した大宮対策をウェリントンは実行し、チームを連勝に導けるか注目だ。
写真:徳丸 篤史
(福岡担当 杉山文宣)
2016/05/01 19:58