14日午後9時26分、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震(平成28年熊本地震)が観測された。松本には熊本県出身のDF鐡戸裕史(益城町出身)とFW山本大貴(宇土市出身)の2選手が在籍しているが、15日の練習後には山本が報道陣の取材に対応した(写真)。
テレビを見ていてニュース速報で地震を知ったという山本は、「とにかくびっくりして、すぐに家族に連絡をとりました。家には屋根瓦が落ちたり食器棚が倒れたりという被害があったそうですが、家族や親戚、友人にけがなどはなく、ひと安心しました」とのこと。よく知っている街がテレビニュースの映像で流れていることは心を傷めており、「サッカー選手として、自分のプレーで少しでも元気を出してもらえれば」と話した。
また、コンディション不良により練習を早めに切り上げた鐡戸も家族や親戚は無事とのことで、「一日も早く皆さんに笑顔が戻るよう、サッカーでパワーを送りたい」とクラブを通してコメントを発表した。
(松本担当 多岐太宿)
2016/04/16 06:55