(写真キャプション:益城町出身のMF嶋田慎太郎は「自分たちが結果を残すことで皆を勇気づけられると思う」と話した)
14日夜、M6.5の大きな揺れに見舞われた熊本地方だが、明治安田J2第8節の京都戦(西京極)は予定どおり行われる事が発表され、選手たちは15日も開始時刻を遅らせた上でトレーニングを実施した。
特に揺れの大きかった震源地の益城町出身であるDF森川泰臣、MF上村周平、MF嶋田慎太郎らも練習に参加した(GK畑実は不参加)が、家族の安否確認や余震の影響もあり、「モヤモヤした気持ちもある」(上村)と、精神的な動揺があるのも事実。
それでも気丈に振る舞い、「自分たちが結果を残すことで皆を勇気づけられると思うので、まずはしっかり勝つことが大事」(嶋田)と前向きな言葉も。
清川浩行監督も選手たちの動揺を気遣いつつ、チームとしてハードワークする姿を見せるべく、京都戦に臨む。
写真:徳丸篤史
(熊本担当 井芹貴志)
2016/04/16 06:53