トップ昇格2年目の中山雄太の通算出場時間が、3月27日のナビスコカップ仙台戦(0●1)で450分を越え、プロC契約からプロA契約に変更された。
今季はカップ戦だけでなく、1st第5節・鳥栖戦(1△1)にCBとしてフル出場するなど頭角を現している中山だが、「一昨年のシン君(中谷進之介)は1年目で(A契約に)なっていましたし、そういう先輩を見ているからこそ1年目でなれなかった悔しさもある」と19歳1カ月強でのA契約到達に満足した様子は無い。
97年2月生まれの中山は、東京五輪世代の出世頭。身体の強さと技巧、左足のキックを兼ね備える若きオールラウンダーのサッカー人生には、当然まだ先がある。彼自身も「みんなも通っている道で、自分もやっとラインに立った感じ。率直にうれしいですけど、満足はせずにこれからもやっていきたい」と今後のサッカー人生に目を向けていた。
(柏担当 大島和人)
2016/04/08 10:02