17日に発表された2018年ロシアW杯2次予選兼アジアカップ2019予選の日本代表メンバー。その中に当然のごとく西川の名前はあったが、同じく川島永嗣の名前もあった。川島は所属クラブがないことを理由に昨年6月以降は招集を見送られていたが、11月にスコットランドのダンディー・ユナイテッドに入団し、9か月ぶりの招集となった。
長らくの間、川島と代表で“チーム・ゴレイロ”を作り、誰よりも川島の実力を理解していると同時に尊敬している西川は、川島の復帰について「自分の中では想定内」とコメント。「競争意識がさらに強くなる。GKにとっては非常に良いことだと思うので、その戦いに勝って試合に出たい」。
川島が招集を見送られて以降、9試合中8試合、うち7試合連続でスタメン出場している西川だが、油断は全くない様子。「最終予選になると固定すると思うので、あと2試合は本当に大事だと思っている」と、コンディション確認のために招集された川島の欠場が濃厚な今回の2試合、24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦に向けて気を引き締めていた。
(菊地 正典)
(浦和担当 菊地正典)
2016/03/18 15:21